■Googleはなぜ生き残ることができたのか?
ベストアプリについて語る前にインターネットビジネスの歴史を少しだけ振り返らせていただきたい。今から約20年ほどの昔...1998年。
第一次インターネットブームは、検索エンジンからポータルサイトの時代へと移行していた。当時の「今さら検索エンジン?」という流れの中で『Google』というスタンフォード大生まれの検索エンジンが登場した。
Googleはベンチャーキャピタルからの投資で存続を続け、独自の検索アルゴリズムの『PageRank』と、ビル・グロスのGoTo.comからパクった『リスティング広告』というビジネスモデルを開発し、創業から6年後の2004年にIPOで上場を果たす。天下のGoogleでさえもリスティング広告がなければ、Exicit社に1億円以下で買収されていてもおかしくなかったのだ。
2016年に『Voicy』が誕生した。ラジオ業界そのものが停滞し、ポッドキャストも泣かず飛ばずな「今ごろ音声メディア?」という流れの中での誕生だ。Voicyについて簡単に説明するとニュースや天気予報のような情報に加えて、ビジネスの専門家やミュージシャン、インフルエンサーなどの音声コンテンツを楽しめるボイスメディアサービスだ。
ローンチ当初はネットのインフルエンサーたちの新天地としてのポジションを獲得し、リスナーを増やし、2019年からは、絵本作家やオンラインサロンで西野亮廣やホリエモンらがVoicyに参入をはじめた。実はボクも2019年のVoicyのパーソナリティとして参入した。Voicyでは個人だけでなく、毎日新聞や日経新聞などもコンテンツを配信している。
Googleがリスティング広告とういう鉱脈を発見することによって、スケールしたようにVoicyもこの時代ならではの鉱脈ビジネスモデルとつながることで大スケールしそうな気がする。
■音声『ながら聴き』プラットフォーム
2019年は、なにかとサブスクリプションが話題になる年でもあったが、Voicyアプリさえダウンロードすれば、無料で楽しめるメディアだ。最初は『おすすめ』の中から気になるパーソナリティーを選べば良い。ニュース系のパーソナリティーのチャンネルを耳から聞くだけで良いと思う。そこからお気に入りのパーソナリティーを探し、フォローすると新着のコンテツが通知される。
非常に便利なのは、スマートフォンで聞くことができるのは当然だが、他のニュースやSNSを見ながらバックグラウンドで聞けることだ。
これは、「目で見ていること」と「耳で聞くこと」を並行でできるので、ながら聴きで人生を2倍有益できるだろう。自分で聞きたいコンテンツを選べばあとは自動で「ながら〜」を楽しめるのだ。
■Voicyはスマートフォンがそのまま放送局になるチャンネル
Voicyは聞くだけでなく、発信する側にとっても、非常に便利なツールを提供している。配信者用のアプリがあり、それを使うと、スマートフォンにただ、語るだけで、スタジオにいるかのようなBGMがついたり、言いよどんだ場合はその場でポーズをして少し戻して開始するなどの機能が提供されているのだ。
また、録音中に電話がかかってきた時もそれまでの録音を残し、電話がかかる前から再収録ができたのは驚きだった。YouTubeが機材や照明やマイクにテロップと高度化していく一方、Voicyには絵がないだけ、パーソナリティーは話に集中することができる。すべてがクラウド側にあるので、自分は録音し、タイトル名などを編集するだけの気軽さだ。BGMは、リスナー側でチョイスされているので多少の生活音があって放送しても、リスナーにはわかりにくい。
■パーソナリティーになって生活を変えよう
そんなVoicyはファンイベントや、オフラインのイベントにも積極的だ。自分のチャンネルを登録してくれている人たちなどとの出会いもある。Voicyは、パーソナリティーと公告主を常に募集中だ! 敷居は高いかもしれないけれども、パーティーの応募してみるのもありではないだろうか? 毎日、自分の家の中でラジオの収録時間があるという生活は、日常の中の非日常の緊張感を生んでくれ大きな刺激となる。
2019-12-25 10:47:51Z
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