Appleは7月22日(米国太平洋夏時間)、「macOS Mojave 10.14.6」を公開した。既知の不具合修正や機能改善の他、セキュリティ更新が行われる。セキュリティ更新については、macOSの旧バージョン「High Sierra(10.13.6)」「Sierra(10.12.6)」も対象となる。
macOS Mojave 10.14.6の概要
macOS Mojave 10.14.6で行われる主な不具合修正と機能改善は以下の通り。
- Fusion Drive(ハイブリッドドライブ)を搭載するiMacやMac Miniで、新規のBoot Camp用パーティションを作成できない不具合の修正
- 再起動中にフリーズすることがある不具合の修正
- スリープからの復帰時に発生することがあるグラフィックス不具合の修正
- Mac miniにおいて、フルスクリーンビデオが黒く表示されてしまうことがある不具合の修正
- SMBプロトコルを使ったファイル共有のパフォーマンス改善
- 「Apple News+」(日本未提供)に関する不具合修正と機能追加
セキュリティ更新の概要
macOS Mojave 10.14.6に含まれるセキュリティ更新と、High Sierra/Sierraに配信されるセキュリティ更新は、CVE番号(共通脆弱性識別子)ベースで合計44個ある。全てのバージョンが対象になるものもあれば、一部のOSのみ対象となるものもある。
macOSのセキュリティ保護機能の1つである「Gatekeeper」を迂回(うかい)して悪意のあるコードを実行できてしまう問題を始めとして、深刻度の大きい問題を修正しているので、できる限り早期に適用することが望ましい。
今回のセキュリティ更新に関するサポートページ。記事執筆時現在において、日本語化されていないので注意が必要
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2019-07-23 10:00:00Z
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1907/23/news122.html
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