SC相模原がクラブ史上初のJ2昇格を果たした。J3第34節が20日に各地で開催され、3位相模原はアウェーで5位FC今治に2-1で勝利。昇格圏内に位置する勝ち点1差の2位AC長野パルセイロが他会場で敗れたため、相模原が入れ替わりで2位に浮上し、残る昇格枠の1つをつかんだ。
敵地に乗り込んだ相模原は前半16分に先制。自陣左サイドからMF藤本淳吾が左足でロングパスを送ると、走りながらPA内右に入ったFWホムロがバウンドに合わせて右足でインパクトし、豪快なシュートを叩き込んだ。
ホムロのチームトップとなる今季13得点目でリードした相模原は後半2分、PA手前中央のMF梅鉢貴秀が右足のシュートをゴール右に沈め、大きな追加点を奪う。同19分にFC今治の左CKからDFチョン・ハンチョルにヘディング弾を許したが、2-1で逃げ切りに成功した。
相模原は9月19日の第16節・FC今治戦(△1-1)から19試合無敗(10勝9分)と、驚異のラストスパートを見せて2位フィニッシュ。就任2年目の三浦文丈監督の下、クラブ創設13年目で悲願のJ2昇格を達成した。
来季J2は、J3史上最速で優勝を決めたブラウブリッツ秋田、そして2位相模原を含めた22チームで行われることになる。
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