◇フィギュアスケート全日本選手権第2日(2020年12月26日 長野市ビッグハット)
アイスダンスで初出場となる村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)が午前の公式練習中に転倒した。フィンステップ後に足がもつれ、高橋が臀部(でんぶ)が村元の左膝に乗るような形となった。村元はしばらくその場で動けなかった。
2人ともリンクを降りて状態を確認し、一度は練習を再開。ジャージーを羽織って滑ったが、再びリンクから離れた。その後、高橋だけがリンクに上がり、映画「マスク」の曲かけに合わせて1人でツイズルなどを確認。その後はコーチ含め3人で話し合い、練習を切り上げた。
村元は左膝を痛め、アイシングを施している。関係者は「ドクターの話だとじん帯まではいっていない。今はアドレナリンが出ているが、これから痛みが出てくるかもしれない」と説明。患部に腫れはないが、午後3時30分から始まるリズムダンスの出場可否は直前まで状態を見極めながら判断していくという。
12/26 12:00
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