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Thursday, August 13, 2020

新社会人・若手社員にできる資産運用とは?20代は手堅く少額からコツコツ運用 - ジョイキャリア

「貯蓄は必要ない」「生活できるだけのお金を稼げればいい」という人もいますが、もらった給料をそのまま銀行に預けたままではもったいないかもしれません。頑張って稼いだお金をより良い形で運用する方法を、いまのうちに知っておきましょう。世の中には「生きたお金を使う」という考え方がありまが、これは資産運用にも通じるものです。「資産運用」と聞くと身構える人もいるかもしれませんが、今回ご紹介する資産運用の方法は難しい知識がなくても気軽にスタートできるものばかり。いますぐ始められる初心者におすすめの資産運用の仕方について学んでみましょう。

給料を銀行に預けたままではもったいない?若手社会人でも始められる資産運用とは?

銀行に預けるのが一番安心だけど、ちょっと損してる?

まずは、自分とお金との付き合い方を考えてみましょう。おそらく、多くの社会人が銀行の普通口座に預金しています。貯蓄する観点でいうと銀行に預けること自体は間違いではありませんが、有効活用できているかというと答えはNO。

国の政策により低金利が続き、預金額が定額であるほど利息はほとんどつきません。それどころか、今後は大手銀行を中心に口座維持手数料を導入する動きが進むことが予想されています。口座をそのまま放置しておくと預金が減ってしまう可能性もあるのです。

若手社会人におすすめ資産運用①普通口座よりも利息が高い定期預金

定期預金は普通預金よりも金利が高く、堅実ですよ

銀行の普通口座に預けたままにしていても、お金はなかなか増えません。そこで、比較的簡単な銀行の定期預金を見直してみましょう。定期預金は一定の期間預金を引き出すことができません。その代わりに普通預金よりも金利が高い設定になっています。

たとえば、ある大手ネット銀行の定期預金(3年預入)の金利は0.2%を超えます。大手銀行の普通預金の金利が0.001%ですから、比較的魅力的な商品だといえます。

預け入れ期間は利用者が自ら選べます。銀行にもよりますが、一般的に最短1か月から選べ、最長は10年。銀行が破綻しても定期預金は預金保護制度の対象となり、1金融機関につき預金者1人あたり元本1000万円までと利息が補償されます。

若手社会人におすすめ資産運用②所得税対策にもなるiDeCo

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、簡単にいうとプライベートな年金制度です。毎月コツコツと掛け金を拠出(積立)し、60歳以降にお金を受け取れます。掛け金を拠出している間は、自分で選んだ運用商品(定期預金、保険商品、投資信託)を運用して利益を出していきます。

また、iDeCoは所得控除のひとつ「小規模企業共済等掛金控除」の対象となり、掛金の分だけ課税所得が減り、所得税や住民税が安くなります。会社員や公務員がiDeCoの年末調整を利用する際は、年末調整で申告する必要があります。

iDeCoは、原則60歳まで貯めたお金を受け取ることはできないので注意しましょう。また職業によって掛け金の上限が決まっています。

若手社会人におすすめ資産運用③投資初心者でも始められるNISA

NISAって聞いたことがあるけれど具体的にはどういうもの?

NISA(少額投資非課税制度)は、2014年1月に始まった少額投資向けの非課税制度です。通常、株式や投資信託などの金融商品で発生する利益は課税対象になります。一方、NISAではNISA口座を通して、年間120万円の範囲内で購入した金融商品(上場株式や株式投資信託など)の利益(配当金や分配金など)が非課税になります。非課税になる期間は最長で5年間とされています。

銀行や証券会社は、利用者のリクエストに合わせてNISA口座を使ったさまざまな商品を用意しています。たとえば大手銀行が提供しているNISA関連商品の場合、安定運用を望むコースでは堅実な国内債券や為替の影響を軽減した外国債券の組み合わせを提案しています。どんどん資産を増やしたい人は、値動きの大きい株式に投資するコースを検討するのもいいかもしれません。

もちろん、大きなリターンを求めるほどリスクは高くなります。NISAを始める際は、銀行や証券会社の担当者と相談しながら商品を決めることをおすすめします。

NISA口座は1人1口座までのため、現在持っている株式や投資信託をNISA口座に移すことはできません。また非課税枠の再利用や繰り越しもできません。

20代にも人気の資産運用!銀行に頼らないコツコツ投資

スマホからでも気軽に投資できます

投資方法は、銀行や証券会社を利用したものだけではありません。次は現金ではなくポイントを使った投資をご紹介します。
NTTドコモが提供している投資サービスでは、dポイントを使って株式や債券の購入ができます。銀行や証券会社の金融商品とは異なり、口座を開設する必要はありません。100円相当のdポイントから始められ、引き出しは1ポイントからと気軽に投資体験ができます。

このほかに、LINE証券ではLINEポイントを使った投資商品を用意しています。こちらは口座開設の必要がありますが、ネット上での申し込み時間はたったの3分。最短の翌営業日から取引できます。

どれくらいの金額を投資に回せばいい?

投資額とリターン額のバランスがキモ!

投資に回すべき金額は人によって異なります。資産の大半を投資に回すのは危険ですが、かといって少額すぎるとリターンも少なくなります。投資額の考え方は収入や考え方により人それぞれですが、一般的には3パターンに分けられます。

  1. 最低限の金額を残し、ガンガン攻める
  2. 目標金額を決め、コツコツ貯める
  3. 絶対防衛ラインを死守する

1番目の「最低限の金額を残し、ガンガン攻める」タイプでは、最初に月収の半年分の金額を手元に置き、その残りを全額投資に回します。もちろん、安心する手元資金の金額は人によって異なりますが、最初に手元に置いた貯蓄金額はその後も変更しないことが大切です。

2番目は10年程度の長期スパンで目標金額を決めるやり方です。そこから利回りなどを考えながら逆算して投資額を決めます。

3番目は1番目と2番目とは少し異なる決定方法で、リスクの最大値を求める方法です。たとえば想定利回り5%、リスクの標準偏差が15%の金融商品があると仮定します。ここでリスクの最大値は(5-15)となり、-10%になります。もし100万円以上の損が耐えられないのであれば、1000万円までなら投資可能となります。ただし標準偏差はあくまで目安なので、リスクの最大値の数値が絶対ではありません。

これらの方法以外にも投資額を決め方はあると思います。収入や環境を考慮し、投資目的を明らかにしてから、投資額や金融商品を選定することをおすすめします。

まとめ:簡単に始められる資産運用を知り、将来に向けてコツコツ貯めよう

まずはできそうなことからチャレンジ!

新型コロナウイルス感染症の影響による経済への打撃はこれからどんどん深刻化します。

残念ながら、向こう数年間は好景気になる見込みはないと予想され、給料のアップやボーナスも期待できそうにありません。今後は社会に頼るだけでなく、個人個人が自分の資産を守り、増やすことがより求められる時代となるはずです。

資産を増やす方法はさまざまですが、まずは今回ご紹介した方法を使ってコツコツと貯めていきましょう。投資のコツがつかめたら、無理のない範囲で大きな利益が得られやすい金融商品にチャレンジしてみてもいいかもしれません。

最近ではAIを使った金融提案システムを用いる金融機関も登場しています。自身の財政状況をチェックしつつ、いろいろな角度から金融商品を検討してかしこく資産運用していきましょう。

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この記事を書いたライター

新田 浩之

新田 浩之

1987年生まれ、2016年からライターとして活動。 鉄道関連を中心にいろいろ書いています。2018年からチェコ政府観光局公認のチェコ親善アンバサダー2018を務めています。

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