Microsoftは、音声アシスタント「Cortana」のiOS、Android版アプリのサポートを2020年1月31日で終了すると発表しました。イギリスなど8カ国でのサポート終了が確認されていますが、日本での扱いについては言及されていません。
イギリスなど8カ国でサポート終了、日本は不明
Microsoftのイギリス法人は、現地時間11月15日に更新したサポート文書で、CortanaのiOS版およびAndroid版アプリのサポートを2020年1月31日をもって終了すると発表しました。
Microsoftの広報担当者はThe Vergeに対し、イギリス、カナダ、オーストラリア、ドイツ、メキシコ、中国、スペイン、インドの8カ国において、来年1月末でサポート終了を予定していることを明かしました。
Microsoftはアメリカでのサポートは継続すると述べているものの、日本でのサポートについては言及していません。
「Surface」ブランドヘッドホンの対応には言及せず
MicrosoftはCortanaアプリのサービス終了について、Cortanaをより役立つアシスタントにすべく「Microsoft 365」に統合するため、と説明しています。
同社が先日発表した、「Surface」ブランドのヘッドホンの操作にもCortanaアプリが使用されていますが、アプリのサポート終了後の取り扱いについては説明がありません。
Cortanaアプリで作成されたリマインダやタスクなどのコンテンツは、Microsoftの「To Do 」アプリに自動的に同期されるとのことです。
2015年12月にデビューしたCortana
Cortanaアプリは、2015年12月にiOS版とAndroid版アプリが公開され、iPhoneのSiriのライバルとして注目を集めました。日本語版は2016年3月に公開されました。2017年3月には、iPhone向けアプリを大幅アップデートしています。
Source:Microsoft via The Verge
(hato)
2019-11-18 09:52:00Z
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