銀行口座は日々の暮らしに欠かせないが、“通帳を作るだけで金がかかる”時代がやってきた。
「『三菱UFJ銀行』は、4月から新規口座を開設して通帳を作る際に、年間550円の手数料を取ると発表。すでに『みずほ銀行』などでは通帳の発行に際し、1冊当たり1100円の手数料が必要になっています」(経済誌記者)
1月17日には『ゆうちょ銀行』が、窓口やATMで硬貨を預け入れる際の手数料を導入。普通預金や定期預金の金利が実質ゼロの現在、大手銀行の口座を使うメリットはあるのか。
「金利は安く、各種手数料は高いため、大手銀行や地銀を使い続けるのは疑問ですね」(経済誌記者)
こうした状況からか、ネット銀行の利用者が急増しているという。そこで『週刊大衆』は、「ネットでお金を預けるのは不安」という人も安心できる、令和の“銀行ガイド”を取材した。
まず、ネット上の銀行サービスには大きく分けて2種類ある。消費生活アドバイザーの岩田昭男氏が言う。
「メガバンクや地銀が提供しているネットサービスの“ネットバンキング”と、実店舗がなくウェブ上に存在する銀行で、自分のスマホ等で口座を作る“ネット銀行(バンク)”があります」
はたして、どちらがよいのだろうか。生活評論家の荻原博子氏に聞くと、「お金を貯めて増やしたい人は、ネット銀行のほうが高金利です。また、他行との間で無料の自動振替も可能なので、株式投資などをする人にも便利ですね。ネット銀行は実店舗がないので不安かもしれませんが、従来の銀行と同じく、1000万円までは預金保証もつくので安心です」
ネット銀行も賢く利用するのが、ポイントなのだ。
「ネット銀行は、電気やガスなど公共料金の引き落としができないことが多いので、生活口座として従来の銀行、貯金用などサブ口座にネット銀行を利用するのがよいでしょう」(前同)
具体的には、どのネット銀行がオススメか。まず挙げられるのが、『楽天銀行』だ。
「クレジットカードの楽天カードと連携したポイント制が魅力です。金融サービスの利用で獲得したポイントは、買い物はもちろん、株式投資にも使えます」(前出の岩田氏)
現在発売中の『週刊大衆』2月7日号では、大手銀行とネット銀行の金利の差を紹介している。
からの記事と詳細 ( 大手銀行至上主義の時代は終わった…「今こそ見直すべき」銀行の選び方 - auone.jp )
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