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Sunday, July 26, 2020

住宅価格パニックに陥った韓国30代、130兆ウォン借り入れ - 朝鮮日報

住宅価格パニックに陥った韓国30代、130兆ウォン借り入れ

 会社員のLさん(32)は先月、ソウル市東大門区で5億5000万ウォン(約4800万円)相当のマンションを購入した。住宅金融公社の住宅ローン融資である「ポグムジャリローン」を最大限(3億ウォン)借り、会社からも1億ウォンの融資を受けた。残る1億5000万ウォンは自身が借りていた賃貸物件で預けていた保証金で充てた。Lさんは「住宅価格が急激に上昇したため、しっかり検討せずに急いで融資を受けた」と話した。

 韓国政府による厳しい不動産規制策にもかかわらず、住宅・賃貸保証金の価格が青天井で上昇し、自己資金が不足する20-30代が借金をしてまで住宅を購入している。正義党の張恵英(チャン・ヘヨン)国会議員が金融監督院から提供を受けた資料によると、2018年6月から今年5月までの2年間の市中銀行による新規住宅担保融資288兆1000億ウォンのうち、30代が受けた融資が102兆7000億ウォン(36%)で最多だった。

 20-30代の住宅担保融資がますます増えている。18年6月-昨年5月と昨年6月-今年5月を1年単位で比較した場合、30代が受けた住宅担保融資は43兆9000億ウォンから58兆8000億ウォンへと14兆9000億ウォン増えた。同じ期間に20代も4兆5000億ウォン増加した。市中銀行関係者は「30代と20代の住宅ローン融資の増加の勢いが過去に比べて異例の速さだ」と話した。

 新規の住宅賃貸保証金融資も過去2年間で71兆2000億ウォン増え、うち30代が半数近い30兆6000億ウォンを占めた。次に40代(16兆1000億ウォン)、20代(15兆2000億ウォン)の順だった。住宅賃貸保証金融資の増加ペースは20代が最も速かった。18年6月に4兆9000億ウォンだった住宅賃貸保証金融資の貸付残高が今年5月には14兆9000億ウォンへと2年で3倍に膨らんだ。

 20-30代が借金をしてマイホームを購入し、ソウル郊外地域のマンションの値動きが激しくなっている。蘆原、江北、衿川、冠岳の各区などでマンション価格が過去3カ月で30%近く上昇した。専門家はソウル中心地の賃貸物件に住んでいた若い層が住宅価格がさらに上昇する前に住宅を購入しなければならないと焦り、住宅価格が安い地域で「パニック買い」に出ているためとみられる。しかし、急激な融資増加は延滞率の上昇として表れている。先月の20代による融資延滞率は全年齢層で唯一前月を0.8ポイント上回った。漢陽大のハ・ジュンギョン教授は「20-30代の過度の負債は少子化、消費減少につながり、国家経済のリスク要因になりかねない」と指摘した。

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