◆キャッシュレス時代到来。銀行口座の使い分けが絶対必要!
キャッシュレス化が進み、現金を持ち歩かない、という人が増えてきました。確かに、都市部で生活していると、クレジットカード、電子マネー、交通系カード、QRコード決済、さらにはスマホ1台を持っていれば、支払いに困ることはなく、現金を使う場面は限られます。
スマホに多くの決済アプリをインストールしている人も多いでしょう。2019年10月の消費増税後には、キャッシュレスによる消費者還元事業が実施され、キャッシュレス化に拍車がかかりました。さらに、コロナ禍によって現金を避け、非接触型決済のキャッシュレス利用も進みました。
家計支出においては、水道光熱費や通信費、家賃なども口座引き落としやクレジットカード払いにしていれば、いちいち銀行やコンビニで現金払いすることもありません。
このようにお金は銀行口座を経由して、現金を一度も手にすることなく、必要な支払いに使われていきます。それだけに、これからの時代は、お金を管理する大元の銀行口座をどう使いこなすかが重要になってきます。
今や通帳もWEB通帳にとって変わり、「通帳記入」をする人も少なくなってきました。お金の流れがスムーズであれば、給与が振り込まれても、いちいち残高を確認することもなく、ましてや、何にいくら使って引き落とされているのか明細を確認することもありません。
もちろん、こうした銀行口座の使い方は間違いではありません。決済専用と割り切れば、クレジットカードや電子マネー、交通系カード、QRコード決済など、すべてのキャッシュレス決済を1つの口座に集約させることが、もっともシンプルな管理方法になり、赤字にさえなっていなければ、なんら困ることはないでしょう。
しかし、問題はあります。
たとえば、収入から貯蓄分を先取りせず、残ったら貯蓄をするというケース。マメに残ったお金を定期預金にする、別の貯蓄口座に預け直す、ということであればいいのですが、得てして、「残ったら貯蓄」という考えの人は、普通預金に預けっぱなしにしているものです。
実際、普通預金口座に何十万、何百万と残っている人の家計をよく拝見します。決済専用であれば、普通預金口座に必要以上に残しておく理由はありません。普通預金に預けっぱなしでは貯蓄は一向に増えません。
今や、定期預金に預け直ししても、「金利差はほとんどないから、そのままでもいい」と、考えるかもしれません。しかし、キャッシュレスで支払いをしていくと、1カ月の支出の管理がズサンになりがちです。
電子マネーの残高がなくなれば、オートチャージしてくれます。ますますクレジットカードでの支払いがかさみ、月の支出の変動が大きくなる可能性もあります。なによりも問題なのは、普通預金にほったらかしだと、貯蓄をしている感覚がなくなってしまうことです。
こうした問題を解決するには、「収入から先取りで貯蓄すること」と、「貯蓄用の別口座」をつくることの2つしかありません。
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