地方銀行がスマートフォンでのサービスを行うことで高い預金金利を実現し、多くの利用者を獲得しています。
■全国から1万人以上利用
相次ぐ、メガバンクの預金金利の引き上げ
日銀のマイナス金利解除に伴い、メガバンクの預金金利の引き上げが相次いでいます。預金獲得へ競争が激しさを増すなかで今、地方銀行の“攻めの姿勢”が注目されています。
島根県の地銀・島根銀行では、ある“支店”を利用する客の普通預金の金利が業界最高水準の0.25%になります。
島根銀行スマホ支店 野中駿平支店長
その“支店”というのが、おととし、島根銀行が立ち上げたインターネットバンキングアプリ「しまホ!」。このアプリの利用を前提に開設したのが「スマホ支店」です。
島根銀行スマホ支店 野中駿平支店長
「いわゆるインターネットの支店。スマートフォン支店」
「スマホ支店」で口座を開設すれば0.25%に
島根銀行の普通預金金利は0.001%ですが、「スマホ支店」で口座を開設すれば250倍の0.25%になります。
都内の利用者
「仮に1000万円まで入れた時に、税引き前で2万5000円、税引き後で2万円弱の金利が付くのでお得かなと思った」
高金利の理由
なぜ、これほどの金利を実現できるのでしょうか。
野中支店長
「通常の店舗で作る口座とは異なって、通帳やキャッシュカード、印鑑も当然そうですし、かつコストを最大限金利に注力するという意味で、店舗での対応だったり、その辺りも省力化」
店舗を持たないことで運営のコストが下がり、その分、金利が高くできるといいます。このサービスを始めた理由を、次のように話します。
野中支店長
「島根、鳥取。この山陰という市場自体が縮小していく中で、地元経済に効果を生んでいけたらという目的があった」
全国で1万人以上が利用
「スマホ支店」は開設から、わずか1年2カ月でおよそ500億円を集めました。今では、全国で1万人以上が利用しています。
からの記事と詳細 ( “攻める地銀”高金利で預金獲得 普通預金金利250倍…全国から1万人以上利用 - goo.ne.jp )
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