4月から高校の家庭科で、資産形成を含む金融教育の授業がはじまりました。資産運用の必要性を感じ、つみたてNISAやiDeCoをはじめる方は今後も増えそうですね。
すでに若い世代では、貯金の次に定期預金よりもつみたてNISAをする方が多いようです。
一昔前は普通預金の次に定期預金という印象がありましたが、長引く低金利の今はそのようすも変化しつつあるよう。新社会人となる若者の傾向やつみたてNISAをはじめる際の注意点もご紹介します。
定期預金より「つみたてNISA、株、投資信託」の時代へ
株式会社FreeLifeConsultingが運営する「グローバルファイナンシャルスクール」が2022年4月に就職し新社会人となる全国の20〜24歳の男女1016人に行った調査によると、資産形成を既に取り組んでいる人※の数は1016人中605人で約6割(59.5%)(2022年4月4日公表)。
※全回答者のうち、資産形成への興味に「特にない」人(148人)を省き、実際に取り組んでいるものが「特にない」人(263人)を省いた人数で計算
そのうち72.9%が「普通預金」に取り組んでいます。
上記を見ると普通預金の次は「つみたてNISA(23.5%)」とおよそ4人に1人。次いで「株式投資(12.4%)」「投資信託(11.4%)」と運用が続いています。
「定期預金」は5番目。全体で見れば割合は少なくないものの、運用をするほうが多いと分かります。
つみたてNISAと迷うことが多い「iDeCo」は1.3%。両方とも運用益が非課税になる制度ですが、それぞれ特徴が異なり、私的年金であるiDeCoは原則60歳まで引き出せません。
今後キャリアやライフプランが変わりやすい若い世代はつみたてNISAのほうがはじめやすいのでしょう。
からの記事と詳細 ( 定期預金より、つみたてNISAの時代へ。新社会の4人に1人は学生時代から「つみたてNISA」その注意点とは つみたてNISAをはじめる前に知っておきたいことも紹介 - LIMO(リーモ) )
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