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Tuesday, February 15, 2022

「転倒の悔しさ晴らして」高木菜那の奮起促す声…「マススタートでリベンジを」 - 読売新聞

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 北京オリンピックのスピードスケート女子団体追い抜きが15日行われ、前回大会「金」の日本はカナダに敗れて銀メダルに終わった。リードを守っていたのに高木菜那選手が転倒するという、まさかの展開にSNSでは悲鳴が上がったが、「マススタートでリベンジを」と、菜那選手の奮起を期待する声が上がった。

 転倒した菜那選手は立ち上がってゴールまで滑りきると泣き崩れ、「転ばなかったら優勝できたかも」と震える声でコメントした。この展開に、ツイッターでは菜那選手を慰める投稿が相次いだ。金メダルが期待されていただけに「パシュート」はトレンドの上位に入った。

 一方で、「次もある」「この悔しさはマススタートにぶつけてほしい!」などとエールを送る投稿も相次いだ。菜那選手が平昌大会で金メダルを獲得した種目は女子団体追い抜きだけではない。平昌大会で新種目として追加されたマススタートの初代女王でもあるのだ。

 マススタートは選手が一斉にスタートし、4周通過するごとに上位3人に付与される中間ポイントと、ゴール順位の最終ポイントの合算で順位が決まる。

 菜那選手は、平昌大会後も世界距離別選手権で2018年に2位、2020年には4位に入るなど、世界トップレベルを維持し続けている。2020年の世界距離別選手権の後に「16周を滑った後でもスプリントができる体力が絶対に必要」と語るなど、今大会を見据えて準備してきた。注目の女子マススタートは19日に行われる。

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