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Saturday, May 1, 2021

お金が貯まる!マル秘テクニック5つのポイント - マイナビニュース

serenalisa.blogspot.com
貯蓄しているつもりでも、ついつい使ってしまって貯まらない……。そんなお悩みがある方に、貯め方のマル秘テクニックをお伝えします。上手に活用し貯蓄を増やし、幸せや安定を手に入れていきましょう。

◆お金は使えばなくなる! 引き出しにくい預け先で貯めよう
先取り貯蓄をしていても、使ってしまって貯まらない……そんなお悩みをよく耳にします。いくら貯めても使ってしまえばお金なくなるのは当然です。

ではなぜ使ってしまうのでしょうか? ヒントはどのような方法でお金を貯めているかによります。お金を使いやすい環境に置いていませんか? 引き出しにくい環境を作ってあげることがポイントになります。

◆キャッシュカードで引き出せる普通預金、ふたの外れる貯金箱
普通預金はキャッシュカードがあればいつでも引き出し可能ですし、ふたの外れる貯金箱で、入れてるお金もついつい使ってしまいがちです。使いやすさ抜群のところでお金を貯めるには、強靭なメンタルが必要になるので普通の人には向きません。

◇テクニック1:キャッシュカードを作らない! 貯金箱はふたの外れないもので!
普通預金で貯める場合は、キャッシュカードを作らないこと。貯金箱はふたの外れないものを。

◆いくら貯まったか可視化できる定期積立……
銀行の定期預金で毎月先取り貯蓄をするのは、計画的な貯蓄の第一歩としてとても大切です。キャッシュカードがありませんので、時間内に窓口に行く手間がかかる分、引き出しにくいものです。

しかし、弱点があります。記帳する度、いくら貯まっているのか可視化できることです。いくら貯まっているか目で見えると、ついつい当てにしてしまうのが人間のサガ。「〇〇万円貯まったから少しくらい使ってもいいだろう」と引き出してしまいます。

◇テクニック2:「罪悪感」で定期預金の途中引き出しを抑制!
毎月、定期積立に貯蓄する金額は少し肩の荷が重い金額にすることがポイントです。せっかく貯めたお金を引き出す時、人はほんの少し「罪悪感やもったいないという気持ち」を感じるものです。

その「罪悪感やもったいないという気持ち」が引き出す金額を抑制させるという効果がありますので、少しでも無理して毎月貯めていくことで、時々引き出したとしても結果的には貯まっていく仕組みが作れます。

◆解約すると元本割れ? 保険を活用して貯める?
学資保険や個人年金、養老保険といった満期のある積立型の保険は、いつ・いくら貯まるのかは明確でも、途中でいくらくらい貯まっているか、解約返戻金がいくらなのかは保険会社に問い合わせてみないことにはわかりません。

解約はいつでも可能ですが、途中で解約すると元本割れを起こす低解約の商品も多いので、解約すると損失が出やすくなります。結果的に確実に貯まっていくというのが、保険で貯めるメリットです。

◇テクニック3:使う時期が決まっているお金は、保険などを使って早いうちからコツコツ貯める
教育費や老後資金は時期が確定していますので、その時期に合わせて早いうちからコツコツと貯めていくことが大切です。

◆売るに売れない? 投資信託や株式などの金融商品
株や投信で儲かっていると、売却すれば現金として引き出せますが、「置いていたほうがもっと儲かるのでは?」と欲望が売却するのを抑制させます。反対に、損失が出ていると感情的にもうすぐ上がるのでは?と楽観的希望が売却を抑制させ、売りにくくします。

◇テクニック4:投資信託や株は「頭と尻尾はくれてやる」の精神で売買を
「もうはまだなり まだはもうなり」。投資家心理とは裏腹に相場は急騰急落します。頭と尻尾はくれてやるの精神で売買しましょう。

◆引出し不可だけど……? 老後資金は確定拠出年金で貯める?
確定拠出年金で拠出したお金を解約したり引き出すことは、色んな要件を満たせば可能ですが、一般的には60歳になるまでは解約も引き出すこともできない仕組みになっています。従って老後資金の準備に確定拠出年金を活用した場合、確実に老後資金として貯まることになります(運用商品の場合、元本保証ではない)。

◇テクニック5:ダブルメリットの確定拠出年金で老後資金を確実に貯める
確定拠出年金制度で拠出したお金は全額所得控除になり、納めるべき所得税を減らすという節税効果があります。勤務先に確定拠出年金制度がある場合や自営業で利益が出ている場合は積極的に活用することで、老後資金の確保と節税の両方のメリットを受取ることができます。

◆まとめ:お金は「使いやすい場所」と「使いにくい場所」を使い分けて管理を
お金はその目的によって使いやすい場所で管理したほうがいいものと、確実に貯めるために使ったり解約しにくい場所で管理したほうがいいものとあります。

まずは、定期積立や財形貯蓄でまとまったお金を貯めていき、緊急予備資金や車代、マイホームの頭金など、数年内に使うことが決まっているお金を確保しながら、学資保険や老後資金といったお金は「解約しにくい場所」でコツコツと確実に貯めていくようにしましょう。

文=二宮 清子(マネーガイド)

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