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Tuesday, May 5, 2020

みずほ銀行カードローンの審査まとめ!流れ・通過の基準・評判をFPが徹底解説|ニフティニュース - ニフティニュース

まとまったお金が必要になって、みずほ銀行カードローンの利用を検討しているのでしょうか?ただし最初に申し上げておきますが、みずほ銀行カードローンの審査は、決して甘くはありません。むしろ厳しい方だといってもいいでしょう。

ですが、ローンと審査の仕組みを理解してポイントを抑えて申込を行えば、決して高いハードルとはいえません。そこで、この記事では審査の流れやその基準、さらには口コミと評判について解説してまいります。ぜひ最後までご覧ください。

みずほ銀行カードローンの概要

みずほ銀行カードローンの概要

そもそも、こちらのカードローンは一体どういうものなのでしょうか?みずほ銀行といえば、誰でも知っているメガバンクですが、実はカードローンでお金の貸し出しも行っています。そして、一般の預金や引き出しとはまた違った側面があるようです。

ということで、みずほ銀行カードローンの特徴について、以下でいくつか見ていきましょう。

キャッシングよりも有利なカードローンの金利

まずは、気になる金利について説明いたします。一般にカードローンの金利は借入限度額によって変動しますが、みずほ銀行カードローンの金利は下表の通りとなっています。

利用限度額
基準金利

10万円以上100万円未満
年14.0%

100万円以上200万円未満
年12.0%

200万円以上300万円未満
年9.0%

300万円以上400万円未満
年7.0%

400万円以上500万円未満
年6.0%

500万円以上600万円未満
年5.0%

600万円以上800万円未満
年4.5%

800万円
年2.0%

上記の金利は基準金利ですが、事前に住宅ローンを申し込んでいる場合には、金利が年0.5%ずつ下がります。

ただ、お金を借りるには、カードローン以外にもクレジットカードでお金を借りるキャッシングという方法もあります。すでにクレジットカードを持っているのなら、わざわざカードローンを使わずにキャッシングで借りればいいのでは、という気にもなりますね。

それでは、両者の金利を比較してみましょう。

みずほ銀行カードローン最大金利
JCBクレジットカードキャッシング最大金利

年14.0%
年18.0%

ということで、条件によりますが結果としてはカードローンの方が金利がお得となります。

消費者金融との違い

また、消費者金融からお金を借りる、という手もあります。こちらと銀行カードローンを比べると、どのようなことが言えるでしょうか?

金利だけを比べますと、消費者金融は年18.0%というものがほとんどですので、みずほ銀行カードローンの方に分があります。ただし、この両者は金利以外にもいろいろと相違があります。

まず、みずほ銀行カードローンはメガバンクが主体になっているという信頼感があります。一方、消費者金融の方は手軽さと便利さというメリットがあります。どちらを選ぶかはそのときの状況によって決めればいいでしょう。

三種類の返済方法

そして、借りたお金を返済するには下記の三種類の方法があります。

自動引き落とし
みずほダイレクト
ATM返済

「自動引き落とし」とは、みずほ銀行の普通預金口座から毎月10日に返済額が引き落とされるというものです。「みずほダイレクト」とは、PC、スマホ、携帯電話などからネット経由で返済する方法です。さらに「ATM返済」とは、コンビニや銀行にあるATMから返済をする、という方法です。

手数料について

返済方法によっては、返済額以外に手数料がかかってしまうことに注意が必要です。

たとえば、ATMから返済を行うと手数料がかかってしまいます。また、みずほダイレクトで返済する場合でも、テレホンバンキングといって電話の自動音声に従って返済を行えば、やはり手数料がかかります。

自動引き落としやみずほダイレクトのネット経由で返済を行うと、手数料がかかりませんのでお得です。

カードローン審査の流れについて

カードローン審査の流れについて

次に、カードローンに申し込んだ後の審査プロセスについて説明いたします。お金を借りる側からしても、何がどのように評価されていくのかを理解しておいた方が通過する方法を考えやすくなります。

審査の大まかなプロセス

まずは、実際に行われる審査について、大まかな過程を追っていきましょう。実は、借りる側がみずほ銀行に口座を持っているかいないかで過程は二つに分かれます。

みずほ銀行口座を持っている場合

まず、口座を持っている場合には下記のようになります。

PCやスマホでみずほ銀行カードローンの公式サイトから申し込む
審査が行われる
在籍確認が実施される
審査結果がメールで通知される
必要書類の提出
契約手続きとカードローン口座開設
キャッシュカードにてATMから借入

みずほ銀行口座を持っていない場合

口座がない場合のプロセスは下記の通りです。

PCやスマホでみずほ銀行カードローンの公式サイトから申し込む
審査が行われる
在籍確認が実施される
審査結果がメールで通知される
普通預金口座開設を申し込む
通帳を受け取る
カードローン口座開設およびキャッシュカードが送付される
キャッシュカードにてATMから借入

両者を比較しますと、審査結果の通知までは同じですが、口座がない場合には口座開設というプロセスが入ります。つまり、カードローンを利用するには普通預金口座開設が必須になっているということです。それなら、事前に口座を作成しておいた方が手続きが早く済みますね。

審査を申し込むための条件とは

ただし、残念ながら普通預金口座を作れば誰でもカードローンを利用できる、というわけではありません。条件に適った人だけが審査を申し込むことができます。

その条件とは、下記の通りです。

安定かつ継続した収入
オリコの保証が受けられる
20〜66歳までの人

この条件に外れていますと、審査が受けられない、または受けても落ちるということになってしまいます。年齢などはどうしようもありませんので、対象外の方は他の手段を探すしかありません。

審査に通りやすい人・落ちやすい人の特徴

そして、通りやすい人と落ちやすい人には、いくつか特徴があります。

審査に通りやすい人の特徴

まず、通りやすい人の特徴です。

申告に嘘がない
安定した収入がある
返済トラブルがない

それぞれについて説明します。

申告に嘘がない
まず、申込時に記載した事項に嘘がないということが、審査に通るための絶対条件です。通りたい一心でごまかしたり虚偽の記載をしたりして、それがばれてしまった場合には、まず審査に合格することは難しいでしょう。これは当たり前ですね。

安定した収入がある
安定した収入があるということは、毎月確実に返済がある、ということです。延滞なども発生しにくいと判断されますので、こういう人は通りやすいですね。

返済トラブルがない
これまでに他社で借りていて特に問題なく返済をしていれば、今回もきちんと返済してもらえるだろうという評価を得て、無事借り入れができる可能性が高いです。言い換えると、これまで全く借入をしたことがなければ返済実績がありませんので、かえって審査で不利になります。

審査に落ちやすい人の特徴

逆に、落ちやすい人とは下記のような人です。

他社からも借り入れがある
在籍確認が取れない
過去に金融事故を起こしている
自営業や個人事業主

以下でそれぞれについて述べていきます。

他社からも借り入れがある
過去に他社で借り入れていて現在返済が終わっていれば問題ありませんが、他社からも借り入れがある場合には返済額が上乗せされることになるため、「返すのが苦しくなるのでは」と思われて審査が通りにくくなります。

さらに、借入残高の合計が年収の三分の一を超える場合には、自主規制に引っかかるためそもそも借り入れが不可能になります。

在籍確認が取れない
審査のプロセスの中に、在籍確認があります。これは職場などに電話をかけて、本人が確かに在籍していることを確認するというものです。ここで確認が取れないと、まず不合格となります。

過去に金融事故を起こしている
延滞や債務整理など、いわゆる金融事故を起こしていた場合、一定年数以上経過しないと信用情報に記載されていますので、借り入れは無理になります。

自営業や個人事業主
「えっ、職業によって通りにくいとかあるんですか?」と驚くかもしれませんが、定収のある公務員やサラリーマンに比べて、自営業やフリーランスは不利になります。そうした方でも実際には収入が多い場合も多々ありますが、このあたりは堅実性を重んじるのでしょう。

審査をスムーズに通過するためのポイント

ここまで見てきたように、みずほ銀行カードローンの審査に合格するためには色々とハードルがあります。それでも少しでもスムーズに審査に通るための方法を、以下に紹介します。

みずほ銀行の普通預金口座を持つ
みずほ銀行住宅ローンを利用
低めの借入額を申請

みずほ銀行の普通預金口座を持つ

みずほ銀行の口座があれば、先ほど見た審査の過程が早くなりますので、かかる期間が短くなります。また、給与振り込み口座に指定していれば安定した返済が見込めますし、貯蓄があった場合には貸し倒れリスクも少ないのでプロセスが早く進むでしょう。

みずほ銀行住宅ローンを利用

みずほ銀行の住宅ローンを利用していれば、すでに個人情報や返済履歴を審査側が把握しているため評価がしやすくなります。そのため、金利を優遇して利用を促進していると言えるでしょう。

低めの借入額を申請

さらに、借入金額を少なく申請しておけば、「返済をきちんと考えている」という印象を与えることができて通りやすくなります。もし足りなくなった場合は増額が可能ですので検討しましょう。

みずほ銀行カードローンの審査期間は長い?審査方法の特徴について

みずほ銀行カードローンの審査期間は長い?審査方法の特徴について

みずほ銀行カードローンの審査期間は、一般には長めと言われています。実際はどうなのか、期間と審査の特徴について述べていきます。

審査期間は申込方法によって変わってくる

カードローンの申し込み方法には色々な方法があります。そして、方法によって期間は変わってきます。

まず、インターネットや店頭での申し込みでは翌々営業日に審査が終わります。また、郵送の場合には書類到着後の翌々営業日となります。さらに、電話で申し込んだ場合には申込受付後翌々日となります。

ただし、消費者金融に比べるとやはり審査にかかる時間は長めと言えるでしょう。

申込に必要な書類

カードローンに申し込むために必要な書類には、どういったものがあるのでしょうか?まず、本人確認書類として運転免許証などの身分を証明するものから1点を提出します。次に、収入証明書類として源泉徴収票などから1点提出する必要があります。

銀行カードローンの審査が厳しいと言われる理由とは

みずほ銀行のカードローンに限らず、一般に銀行カードローンの審査は厳しいと言われています。でもそれはなぜでしょうか?

まず、母体がメガバンクであるため貸し倒れリスクに慎重にならざるを得ないという事情があります。審査を甘くしていると貸し倒れが数多く発生して、信用にかかわることになります。

また、上限金利が低いので、貸し倒れが起こった際に利息分が少なく損失が膨らんでしまうという事情もあり、厳しく評価することになります。

さらに、みずほ銀行カードローンの審査は、実際には補償会社であるオリコが行います。オリコはみずほ銀行だけではなく、他の様々な銀行カードローンの補償会社になっています。

つまり、オリコが補償会社をしている他の銀行カードローンで延滞をしていれば、何年経っても記録が残っているため、みずほ銀行カードローンの審査に通ることはできません。このような事情により、厳しいというイメージになっています。

補償会社について

では、補償会社とは一体どのような役割を持っているのでしょうか?

補償会社は申込者の審査や、返済ができなくなった人の代位弁済を行っています。なので、延滞があると補償会社がその分を銀行に支払い、補償会社が延滞分を取り立てることになります。

みずほ銀行カードローンにおいては、それをオリコ、正式にはオリエントコーポレーションが担当しています。ということで、申込者は実際にはオリコの審査を受けることになるのです。

審査の評判と口コミを紹介

審査の評判と口コミを紹介

それでは、ここで実際にみずほ銀行カードローンを利用した人の口コミを見ていきましょう。

審査に落ちた人の口コミ

審査に落ちてしまった人の口コミからご紹介します。

30代自営業・年収400万円の男性
「自営業だったためか、収入証明書に不備があったためか、落ちた原因はわかりませんでした。」
20代正社員・年収350万円の男性
「他に消費者金融から借金をしていたため落ちたのではないかと分析しています。」

審査に受かり満足している人の口コミ

次に、審査に合格して利用後も満足している人の口コミです。

30代個人事業主・年収400万円〜600万円の女性
「10万円~30万円の借入で完済しています。ウェブでの申し込みで、手続きも早くサービスに満足しています。」
40代個人事業主・年収800万円〜1000万円の男性
「30万円~50万円の借入を完済。大手銀行の安心感は評価できる点です。」

審査に受かったが不満のある人の口コミ

最後に、審査には受かったものの利用には少し不満の残った人の口コミです。

30代会社員・年収600万円~800万円の男性
「50万円~100万円を完済しています。申し込んでから実際に借り入れるまで1週間近くかかりました。」
30代会社員・年収600万円~800万円の女性
「5万円~10万円を完済しています。ポイントがつかないなどの点は、ネット銀行と比較して便利さに欠けると思います。」

口コミから考察するみずほ銀行カードローンの評判

やはり他社で借金をしていたり提出書類に不備があったりすると、審査に通ることは難しいようです。ただし、個人事業主であってもお金を借りることに成功している人はいます。これは借入金額を低く抑えたためと思われます。また、審査期間の長さや便利さに欠ける点が課題となっています。

みずほ銀行カードローンの審査に関するまとめ

みずほ銀行カードローンとその審査について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

みずほ銀行カードローンは金利については有利で、返済方法によっては手数料がかかることがあります。なお、審査はみずほ銀行に普通預金口座があるかどうかでプロセスが変わります。

貸し倒れリスクに対して慎重なため、審査期間は長く審査も厳しくなりがちです。ただし借入額を低く設定すれば、自営業や個人事業主でも借り入れは可能です。

審査が厳しいと言われると、どうしても利用を尻込みしてしまう銀行カードローンですが、金利もお得で信用もあるとなると、余裕があれば利用してみたいものです。

また、みずほ銀行カードローンには、住宅ローンを利用していると優遇金利が適用されるメリットもあります。ぜひ利用を検討しましょう!

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