日銀がマイナス金利政策を解除したことを受けて、岡山市に本店を置く中国銀行は、４月から普通預金の金利を、およそ１７年ぶりに引き上げると発表しました。
中国銀行は４月１日から、普通預金の金利を現在の年０.００１％から、２０倍の年０.０２％に引き上げます。
これは、日銀がマイナス金利政策を解除し新たな政策金利の適用を始めたためで、中国銀行が普通預金の金利の引き上げを行うのは２００７年２月以来、およそ１７年ぶりです。
また定期預金の金利も今後、引き上げる予定だとしています。
一方、住宅ローンなど貸し出し金利については、市場の金利動向を見ながら検討するとしています。
このほか、岡山市に本店を置くトマト銀行も、普通預金などの金利引き上げを予定しているということです。
日銀のマイナス金利政策の解除を受けて、大手銀行や地方銀行の間では、預金金利を引き上げる動きが相次いでいます。
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