(ブルームバーグ): 米アルファベット傘下のグーグルは、決済アプリ「グーグルペイ」に銀行口座機能を追加する計画を打ち切る。
グーグルは数年前から、米シティグループなど提携先銀行の口座とグーグルペイをリンクさせる方向で取り組んでいるとしてきた。グーグルペイの利用者が同アプリを通じ、11の銀行に当座・普通預金口座「プレックス」開設を申請できるようになる計画だった。
「グーグルペイ」、銀行口座開設の機能追加-カードやクーポンも提供
グーグルの広報担当者は発表文で「提携先との作業を通じ、オンラインおよび実店舗での取引で簡単、シームレスかつ安全なデジタル決済に対する消費者需要が存在することが非常に明確になった」と説明。その上で、「当社自らがこうしたサービスを提供するのではなく、自社の取り組みを銀行その他金融サービス業者のデジタル化支援を主に重視するものへと更新していく」と明らかにした。
計画打ち切りについては、米紙ウォールストリート・ジャーナルが先に報じた。
グーグルペイを巡るプロジェクトは今年3月に責任者が退社、元ペイパル幹部のビル・レディ氏が4月に引き継いだものの、その時点で同プロジェクトは遅れていたと事情に詳しい関係者は話した。他の主要幹部の退社も相次ぎ、レディ氏は計画断念を決めたという。
原題:Google Shelves Plans for Bank Accounts in Revamped Pay App(抜粋)
(c)2021 Bloomberg L.P.
Jennifer Surane, Nico Grant
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