阪神矢野燿大監督(52)が19日、毎日放送の情報番組「せやねん!」に生出演した。

来季からDeNAの指揮を執る三浦大輔新監督(46)からVTRで「なぜ阪神は横浜スタジアムであれだけ打つのでしょうか」と質問され、矢野監督は「僕自身も(現役時代)大好きな球場でしたし、監督になってからも、あそこに行けばみんな打つという感覚はあります」と答えた。「甲子園からすれば横浜スタジアムは狭いので、(打席での)力感も抜けますし、球場が狭いからと、楽な気持ちで打席に入れる」と、理由も挙げた。甲子園は両翼95メートル、中堅118メートル、横浜スタジアムは両翼94メートル、中堅118メートルとほぼ変わらないが、甲子園球場の方が右中間、左中間の膨らみが大きく広い。

また、小学生からは「どうしてエラーが多いの」と両リーグワースト85失策について質問された。矢野監督は秋季練習で守備に重点を置いて取り組んでいることを伝え「僕が一番したいのはエラーをした後、次怖がって後ろに下がるとか、1歩前に出ないというのを、僕らが『挑戦してこい』、『次は前にいって捕れ』、『打ってかえせ』という野球がしたい。攻めていく、挑戦してくれたらエラーも減ると思う」と回答し、失策を恐れない攻める姿勢を選手に求めた。