地域を応援 石巻信金が優遇金利、上乗せ定期 フードバンク支援も
新型コロナウイルス感染拡大の影響で先行きが依然として不透明の中、石巻信用金庫(明石圭生理事長)は、年末年始を中心として地域経済を支援する応援キャンペーンを展開している。優遇金利の設定や上乗せ定期預金の販売などを実施し、経済回復を促す。さらにフードバンクへの寄付など住民生活もバックアップする。
石巻信金は地域応援キャンペーンとし「事業者」「地元商店」「学生」「家計」「住まい」の五つをテーマに掲げ、優遇金利など5事業を柱に取り組む。
新型コロナ禍で逼迫(ひっぱく)する経営打開に向けて来年3月31日まで資金繰り対策の事業者応援ローンを実施。1年間にわたり金利を0%に設定する。2年目以降は固定金利で年1.68%となる。融資金額は500万円以内で利用期間は6年以内。
地元商店の支援は来年5月31日までで、商店で買い物をした7000円以上のレシートを持参した場合に、表示金利より0.7%を引き下げる。「しんきんフリーローン」(融資限度額500万円以内)や復興支援ローン(同200万円以内)、教育プラン(同1000万円以内)、カーライフプラン(同)を対象にした。
融資額が20万円以内の学生応援ローンの対象は石巻信金営業エリア在住の20歳以上の学生で、在学中は最大2年間据え置きが可能。期間中の年利は0%となる。さらに石巻、東松島、大崎、登米市、女川、美里町内の事業所に就職した場合は返済開始後も0%を継続する。
「しんきん福幸定期預金・ふるさと2020冬」は1月29日まで預入時に表示金利より年0.10%上乗せする。スーパー定期預金、大口定期預金で、新たな資金預け入れや、普通預金などから振り替えた利用者が対象。預入金額は10万円〜1000万円で、取扱期間は1月29日まで。
住宅ローンは融資期間を最長50年に設定し、ゆとりの返済計画を提案する。固定金利選択型で、石巻信金と協定を締結している工務店などが建築、販売した物件の取得者が対象になる。
<地元法人に100万円寄付>
石巻信用金庫はこのほど、困窮世帯に食料支援を行う石巻市駅前北通りの一般社団法人フードバンクいしのまきに対して100万円を寄贈した。
石巻市中央3丁目の石巻信金であった贈呈式で、明石理事長は「フードバンクが取り組む地域社会貢献は、石巻信金の理念に共通する。コロナ禍で苦しむ人々に手を差し伸べてほしい」と話し、目録を同法人の末永博代表に手渡した。
末永代表は「コロナ禍で食生活に支障を来すケースが少なくない。寄付金を有効活用し、貢献活動に対する市民の関心をより高めていきたい」と感謝した。
事業活動が石巻地方をはじめ県北の広範囲に及ぶ同法人の佐藤良子事務局長も「寄付金を大切に使いたい。食品ロスの問題もあり、活動をさらに充実させていく」と話した。
石巻信金は、同法人の社会貢献活動に賛同。家庭などで食べきれない食品を持ち寄りフードバンク団体に寄付をするフードドライブのボックスを、昨年に続き今年も設置。支店など7カ所に設けて利用者や職員に協力を呼び掛けている。
2020年12月01日火曜日
"普通預金" - Google ニュース
December 01, 2020 at 11:22AM
https://ift.tt/36pdwGP
地域を応援 石巻信金が優遇金利、上乗せ定期 フードバンク支援も - 株式会社河北新報社
"普通預金" - Google ニュース
https://ift.tt/2TpUGcL
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment