【AFP=時事】偽造パスポートで入国した疑いにより、パラグアイで兄とともに逮捕されたサッカー元ブラジル代表のロナウジーニョ(Ronaldinho)容疑者について、パラグアイの裁判所が10日、保釈を認めない判断を下した。
勾留生活が5日間に及んでいるロナウジーニョ容疑者の側は、条件付きの身柄解放を求めていたが、裁判所は事件の重大性や新たな証拠の発見、また入国を手引きした複数の公務員と実業家の関与を理由に、請求を却下した。
グスタボ・アマリージャ(Gustavo Amarilla)裁判官は、今回の措置が厳しいものだと認めた上で、裁判所には国外逃亡を阻止する責任があると話した。
裁判官は「二人がいる状態で取るべき手続きが数多くある」と述べ、提示された75万〜80万ドル(約7900万〜8400万円)相当の保証金は「容疑者の一人の経済力からすれば少なすぎる」として保釈を認めなかった。
【翻訳編集】AFPBB News
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