2019年12月28日20時36分
インターネット交流サイト(SNS)などを通じて面識のない者同士が金の貸し借りをする「個人間融資」。ツイッター上では検索の目印となる「#」(ハッシュタグ)を付け、融資を募ったり、持ち掛けたりする投稿が散見される。一方、SNSを多用する若者らを中心に金をだまし取られるといったトラブルが相次いでおり、金融庁などは警戒を強めている。
「融資始めました!お困りの方お助け致します」。警視庁は今月、ツイッター上で融資希望者を募り、連絡してきた千葉県の女性(20)から保証金名目で1万4000円をだまし取ったとして、無職の少女(19)を詐欺容疑で逮捕した。
警視庁によると、少女は「同じような方法の詐欺に引っ掛かり、お金を取り返すためにやった」などと供述。30都道府県の115人から計200万円余りを詐取したとみられている。このうち、被害が特定された70人の8割が10~20代の若者で、小学6年の女児(12)も含まれていた。
国民生活センターによると、個人間融資をめぐる被害相談は2011年度ごろから年に数件ほど寄せられていたが、18年度は20件ほどに増え、今年度も同じペースで推移している。「保証金を支払った後に連絡が取れなくなった」「高額な利息の支払いを求められた」といった相談の他、性的関係を要求されたケースもあったという。
こうした事態を受け、金融庁は11月、ツイッターの公式アカウントで、無登録で個人間融資を持ち掛けているとみられるツイートなどに対し、貸金業法に抵触する恐れがあるという趣旨の返信を始めた。これまで40件ほど返信し、投稿やアカウントの削除に結び付いた例もあるという。
国民生活センターの担当者は「書き込みを見て、気軽に借り入れしてしまう」と、SNSのみでのやりとりに抵抗を感じない若者らを心配する。「SNSを通じて知らない相手から借り入れをすることは絶対にやめてほしい」と注意を呼び掛けている。
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December 28, 2019 at 06:36PM
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SNS「個人間融資」にご用心 気軽に貸し借り、トラブル―詐欺多発、小6も被害 - 時事通信ニュース
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